「タロット ソード3」が出ても、傷つく出来事は起きません【心配無用です】

こんにちは^^ayukoです。

見た目にもショッキングな、このカード。
今日は「ソード3」のお話しです。

私がタロットを始めたころ、このカードが出ると、「うわ!やだ~!」と即座に反応してしまったものでした。
多くのタロットの解説本や、ネット上のタロットに関連するサイトでも、
「失恋」
「裏切り」
「ショック」
「失敗」
「深い悲しみ」
「警告」・・・などと解説されることが多いですよね。

特に未来の位置に出た場合、「このような出来事が起きるかもしれない」と解釈されることがよくあります。
ですが、このカードの意味をそのまま受け取ると、不吉な予感ばかりで、気分が落ち込んでしまいますよね(笑)

でも、安心して下さい。
本当に起きるかのかどうか、ご自身で検証してみればいいと思いますが、ショックな事は、起きる事もあるし、全く何もない事もあります。
別にソード3が出なくてもショックなことは起きますからね。
過去や現在の位置にソード3が出ていても、「特に思い当たる事は何にもないんですけど・・・」ということも、多々あるでしょう。

すべてのカードに於いてそうですが、私は表面的にどんな出来事が起きるのかという読み方をしていません。
その読み方だと、当たる事もあるし、当たらない事もある、となります。
そしてその占い方で当たった場合、「やっぱりタロットが当たった」と、たまたま当たっただけなのに、結果を占いに寄せる事になります。

占いをそうした楽しみ方で活用するのも一つの方法ですが、私はタロットをもっと自分を深く理解し、気づきや成長に繋げるためのツールとして使いたいと考えています。

目次

ソード3「心の傷」を読む

ではソード3をどう読むのか。

このカードは見ての通り、「傷心」「心の傷み」を現わします。

外的な出来事に直接関連づけるのではなく、自分の心の中にある反応や感情を見つめる手がかりとして捉えてみるのです。 「今回の出来事は、自分の内面にある心の傷が反応しているのでは?」と考えてみるのです。

心の傷はその人の中にある、さまざまなものです。
「何かしらの傷が関係していないか」を探ってみるきっかけにしてはどうか?ということです。

例えば、最近の私の例を挙げてみますね。

友人とのやりとりの中で、少しイラっとした出来事がありました。
ちょっとした出来事でしたが、その友人とどんな風に向き合っていこうかと、タロットを引いてみたんです。
それで、現在の位置にソード3が出ました。
このカードを見て、自分の中の何かしらの心の傷が刺激されて、イラっとした感情が湧いたのかもしれないと思い、自分を振り返ってみました。

そうすると、幼い頃、自分が友人に対して言った一言が、相手を不快にさせてしまったのか、嫌われてしまい、自分が傷ついた記憶が、うっすらと浮かび上がりました。
それ以来、私は、親しい人とでも、人とは少し距離を置いて、慎重に接するようになったのかもしれません。これは、私の中の大切なルールとなっている事にも気づきました。

だから、今回、その友人の言動に「自分の中に土足で踏み込まれた」ように感じたことで(笑)、心の奥に封じていたその傷が再び疼き、イラっとしたのだと気づきました。こうして見つめ直すと、少し心が軽くなりました。

ソード3は、「心の傷」というテーマ、フィルターを通して物事をみてみると、どうかな?という読み方をしてみて下さい。何か発見があるかもしれませんよ。

この記事を書いてから3年が経ち、私自身、多くの変化を経験しました。
現在、私はタロットカードは使っておらず、タロットではない方法で「自分の本当に望むもの」を心の内側から導き出すお手伝いをしています。
現在のセッションでも、あなたの心の奥にある大切な声を引き出し、気づきを深めていくサポートをさせていただきます。タロットが「気づき」のツールであったように、今のセッションでは「心の輝きを取り戻し、自分の本質で生きる」ことを目指しています。

ぜひチェックしてみてください。

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