タロット占いは多くの人にとって魅力的なツールですが、「相手の気持ちを占う」ことに不安や疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。
特に、タロットで相手の気持ちがなぜ当たるのか、その理由を知りたい方や、タロット占いを繰り返すことでリスクがあるのではないかと考える方もいるでしょう。
一方で、「タロット占いの結果が当たらない原因は何なのか」「タロット占いは未来を予測するものではないのでは?」といった疑問や、「タロット占いは意味がないのではないか」と感じる瞬間もあるかもしれません。
さらに、復縁を目指す占いで期待が外れた経験をお持ちの方もいるでしょう。
この記事では、タロット占いを利用する上で注意すべきポイントや、タロット占いが示す結果の本質について詳しく解説します。
「タロット占いやりすぎるとどうなるのか?」といったリスクにも触れつつ、タロットを正しく理解し、自分の未来を切り開くためのヒントをお届けします。
タロット占いをより有効に活用したいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
- タロットで相手の気持ちを占うリスクと注意点を理解できる
- タロット占いが相手の気持ちを当てる仕組みを知ることができる
- 占い結果が当たらない原因とその背景を学べる
- タロットを依存せず有効に活用する方法が分かる
タロット 相手の気持ちを占ってはいけない理由と注意点

タロットで占った「相手の気持ち」を信じると危険なワケ
タロット占い やりすぎると起こるリスク
タロット 復縁 当たらない原因とは
タロット 相手の気持ちがなぜ当たるのか解説

タロットで相手の気持ちを見れるのはなぜなのか。
また、それは本当のところ一体何を現わしているのか。そのことについて話したいと思います。
占い師と相談者さんがいて、相談者さんの気持ちをタロットで展開し、それが当たるという話なら分かるのですが、(実際に、目の前にいて話が出来れば確認できますしね。)
なぜ、タロット占い師が相談者さんが知りたい誰か(第三者)の気持ちまでみれるのでしょうか。
これには集合的無意識が関係していると言われています。
すべての人の意識は潜在意識よりもさらに深いところでつながっているとされていて、これを、集合的無意識と言います。
見える世界(3次元)では、人は一人一人、分離しているので別の存在に見えますが、人は深い意識の世界では全員が繋がっています。
つまり、ワンネス(すべては一つという意識)ということ。
タロット占い師が相談者さんの相手の気持ちをタロットで展開することは、この集合的無意識にフォーカスする事で、目の前にいない第三者の潜在意識の世界を、タロットカードを使って表していると言われています。
しかし、そうは言っても、実際にはここにいない誰かの気持ち、そもそも自分ではない誰かの気持ちは確かめ様がないものです。
そう、正解は分からないないのです。
人の気持ちはその本人だけにしか分からないのですから。
タロット占いで出た相手の気持ち。
それは厳密にいうと、相手の気持ちではなく、あくまでも相談者が見ている世界の(お相手の)一部分を見ているだけという事になります。
そのため、タロットの結果を解釈する際には、状況全体を見渡す冷静さが求められます。
タロットで占った「相手の気持ち」を信じると危険なワケ

タロットで占う相手の気持ちを気にしだすと、もやもやした気持ちが続き、スッキリする事はないでしょう。
また、「自分の都合のいい結果をもらえるまで占ってもらいたくなる」というループにハマる危険性があります。
タロット占いで示される結果は象徴的であり、あくまでも一つの可能性や視点に過ぎないからです。
ここで、実際に私が過去に、タロット占い師さんに相手の気持ちを占ってもらって引き起こした、痛い経験を紹介します。
私は昔、片思いしている人がいました。
「相手は自分の事をどう思っているか、恋の行方はどうなるか」という相談を、二人のタロット占い師に占ってもらったのです。
一人の占い師は「相手もあなたに好感を持っている様ですよ。
いい関係を築いていけそうなので、どんどんアプローチしていけばいいでしょう・・」という様な内容でした。
一方、もう一人の占い師は「3か月後には関係が終わっちゃうと出ています・・。
相手は簡単には心を開かないタイプです。
まずは時間をかけて、少しずつ距離を縮める事からはじめましょう」との事。え~、関係が終わってしまうなんて悲しい・・。とガックリしたのを覚えています。
この様に、二人の占い師から、まったく違う鑑定結果を聞きました。
恋にのぼせ上っていた私は、嬉しくて一人目の占い師のアドバイスを信じて、なんと、すぐに相手に告白。
そしてフラれてしまい、私の片思いはあっけなく終わってしまいました。
二人目の占い師に言われた「3か月後には関係が終わっちゃうと出ています・・。」という予言が当たってしまったという結果になりました。
この出来事は、本当にショックな出来事でした。
完全に自分を失った状態で、即座に行動を起こしてしまった事は、とても悔やまれる思いでした。
長い年月を経た今振り返ってみると、勇気を出して自分の気持ちを伝えられたこと、は良かったと思います。
しかしこの出来事は、タロット占いを「未来がどうなるか」や、「相手の気持ち」を見ることに比重を置いて扱うと、とんでもなく人生を狂わせてしまいかねない事を思い知りました。
そういう意味では、いい経験だったといえます。
タロット占い やりすぎると起こるリスク

タロット占いをやりすぎると、心や生活に悪影響を及ぼす可能性があります。
その一つが「占い依存」に陥るリスクです。
占い依存とは、自分の行動や判断をすべて占いの結果に委ねてしまい、自分の意志で決定する力を失う状態を指します。
これにより、自分の人生に責任を持てなくなり、主体性を失う可能性があります。
また、タロット占いを繰り返すことは、現実とのズレが生じることになります。
占い結果が毎回異なる場合、それをどれが正しいのかと考えすぎてしまい、実際の問題や状況に向き合えなくなるのです。
特に恋愛や復縁に関する質問では、何度も占いをすることで感情が振り回され、精神的な疲労が増してしまいます。
さらに、金銭的な負担も無視できません。
占いに頼る回数が増えるほど、相談費用や関連サービスへの支出が積み重なり、家計を圧迫することがあります。
気軽に始めたタロット占いが、気づけば大きな負担になってしまうこともあるのです。
基本的にタロット占いは一度のセッションで十分な示唆を与えてくれるものです。
占い結果をじっくりと受け止め、自分自身で行動に移すことで解決策が見えてくるため、やりすぎないことが大切です。
もし、この記事を読んで「タロットに頼りすぎているかもしれない」
「相手の気持ちではなく自分を見つめ直したい」と感じたら、私が提供しているオンライン個人セッションをご検討ください。
このセッションでは、タロットとは違ったアプローチで、あなた自身の本当の気持ちや願いを丁寧に紐解きます。
心の奥深くにある声を見つけ、自分軸を整えることで、より充実した人生を送るためのお手伝いをいたします。
詳しくはこちらをご覧ください。

タロット 復縁 当たらない原因とは

タロットで復縁を占った結果が当たらないと感じる主な原因は、「結果の解釈の仕方」にあります。
タロット占いは象徴や暗示を用いるため、解釈の幅が広く、状況や背景によって異なる意味を持つことがあるのです。
そのため、鑑定士や相談者のバイアスが結果に影響を及ぼします。
また、タロットが示すのは「現在のエネルギーや流れ」であり、未来の出来事を確定させるものではありません。
復縁というテーマは、双方の感情やタイミングに大きく左右されるため、占い結果がその後の行動や現実の変化に応じて変わることも多いのです。
さらに、相談者が占い結果に過度な期待を抱くことも原因の一つです。
「復縁できる」といったポジティブな結果が出た場合、それを確定事項として捉え、行動を起こさなかったり相手との対話を怠ったりすると、結果が実現しない可能性が高まります。
一方で、「復縁は難しい」という結果が出ると、諦めてしまい、まだ可能性があった状況を失ってしまうことも考えられます。
タロット占いを復縁の参考にする際は、結果に振り回されるのではなく、自分の意思や行動を優先することが重要です。
占いは、可能性や選択肢を広げるツールとして活用するべきであり、未来を確定させるものではないことを理解しましょう。
タロット 相手の気持ち占ってはいけない場合の対処法

タロット占い 意味ないと感じる瞬間
タロットで相手の気持ちを知るよりも大切なこと
タロット占いの未来 当たらない理由を理解する

タロット占いが未来について「当たらない」と感じる理由の一つは、タロットが本質的に未来を確定するものではないからです。
タロットカードは、現在の状況やエネルギーの流れを象徴的に表現し、そこから考えられる未来の可能性を示すものです。
そのため、未来はあくまでも「予測」であり、状況や行動の変化によって簡単に変わるものです。
また、未来の出来事は相談者自身の選択や行動、そして外部の要因によって大きく左右されます。
たとえば、タロットが「うまくいく」と示しても、その結果を過信して何も行動しなければ、当然ながら望む結果にはつながりません。
逆に、結果を踏まえて積極的に行動すれば、予測以上に良い結果が得られる可能性もあります。
さらに、占い師の解釈が結果に影響を与えることも理由です。
タロットカードの象徴は多義的であり、解釈には占い師の経験やスキル、さらには相談者の質問の仕方が影響します。
そのため、解釈にズレが生じると、結果が現実と合致しないこともあるのです。
タロット占いを利用する際には、あくまで未来の「可能性」として結果を受け取り、自分自身の行動や選択で望む未来に近づけることが大切です。
タロット占い 意味ないと感じる瞬間

タロット占いを「意味ない」と感じる瞬間は、期待や目的が占いの本質とずれている場合によく起こります。
例えば、「自分が望む結果だけを期待している」と、望まないカードが出たときにがっかりし、占い全体の価値を否定してしまうことがあります。
タロットは未来を完全に予測するものではなく、状況を俯瞰したり、選択肢を広げるためのツールであることを忘れると、「意味がない」と感じやすくなるのです。
また、タロットが示すのはあくまで「可能性」や「流れ」であり、明確な答えを求めすぎると、その結果に不満を持つこともあります。
例えば、「いつ復縁できるのか?」という具体的なタイミングを聞いても、タロットは明確な日付を教えてくれるわけではありません。
このような場合、期待した答えが得られないことで、占いそのものに対して不満を抱くことがあります。
さらに、占いを何度も繰り返していると、結果が毎回異なる場合があります。
これによって「一貫性がない」と感じ、タロットが信頼できないと考える人もいるでしょう。
ただし、これは質問の仕方や占いを行うタイミングによるものであり、タロット自体が意味をなしていないわけではありません。
タロット占いを意味あるものにするためには、自分の期待値を適切に設定し、結果を参考として受け止める柔軟さが必要です。
カードの示唆をもとに、自分の行動や視点を見直すことこそが、タロットの本来の価値を引き出す方法です。
タロットで相手の気持ちを知るよりも大切なこと

タロット占いは、自分の気持ちや、内面を見つめ直すための有効なツールです。
特に恋愛や人間関係で迷ったとき、相手の気持ちばかり気にするのではなく、自分が本当に望んでいることを明確にする助けになります。
まず、タロットを使うときは「自分の気持ち」に焦点を当てた質問を設定することが大切です。
例えば、「相手がどう思っているか」ではなく、「自分がこの関係でどう感じているか」や「自分にとって最善の行動は何か」を尋ねることで、カードが示す結果も自分本位の視点で解釈しやすくなります。
さらに、タロットは象徴的な絵柄やメッセージを通じて、普段は意識していない感情や考えに気づかせてくれます。
その結果、「実は自分が抱えている不安の正体」や「本当の願望」を明らかにできることがあります。
こうした内面の発見は、自分らしい選択や行動を取るための指針となるでしょう。
最後に、「あくまでも主人公はあなた」だという事を、絶対に忘れない事です。
なぜならお相手(人)の気持ちは誰にも変えられない、コントロールできないもの。
唯一出来ることは、自分の視点や考え方を変え、相手への接し方を変えて行くことはできます。
「未来」と「第三者の気持ち」。
この二つは占った時点で確かめようがないものです。
そして、当たる事もあれば、当たらない事もあります。
タロットは自分を客観的に観察し、自分の内面を見つめ直すツールとして活用するもの。
相手の気持ちを見る時は、自分の奥深くの心の声を知ったり確認するための材料として利用する事。
自分が人生のハンドルを握り、望む未来を創っていくためにタロット占いを活用していきましょう。
この記事を書いてから4年が経ち、私自身、多くの変化を経験しました。
現在、私はタロットカードは使っておらず、タロットではない方法で「自分の本当に望むもの」を心の内側から導き出すお手伝いをしています。
現在のセッションでも、あなたの心の奥にある大切な声を引き出し、気づきを深めていくサポートをさせていただきます。
タロットが「気づき」のツールであったように、今のセッションでは「心の輝きを取り戻し、自分の本質で生きること」を目指しています。
ぜひチェックしてみてください。
詳しい内容はこちらから

タロット 相手の気持ち占ってはいけない理由と注意点のまとめ
- タロット占いは集合的無意識を利用している
- 相手の気持ちは本人にしか分からない
- タロットが示すのは相談者視点の相手像である
- 結果を信じすぎると自己を見失う危険がある
- 占いを繰り返すことで依存状態に陥りやすい
- タロットは未来を確定するものではない
- 質問の曖昧さが結果の正確さに影響を与える
- 復縁などのテーマは行動次第で結果が変わる
- 明確な答えを求めすぎると意味を感じにくくなる
- タロットは自己理解を深めるツールとして有効
- 相手ではなく自分の気持ちを優先して使うべき
- 自分の視点や行動を変えることで未来が動く
コメント