タロット占いは意味がない?自己成長に繋がるカードの選び方

タロット占いは、本当に意味がないのでしょうか?

この記事では、タロット占いを巡る疑問や活用法について掘り下げていきます。
まずはタロットカードの由来と目的を振り返り、タロットがどのような背景を持つのかを確認します。
そして、同じく人気があり広く使用されている、オラクルカードとの違いも解説し、それぞれの特性を理解していただきます。

また、「タロット占いの未来は当たらない?」というテーマを取り上げ、未来を占うことの限界や可能性についても具体的に考察します。さらに、タロット占いをやらない方がいいケースとはどのような状況の人なのか、注意点を明確にすることで、占いを効果的に活用するためのポイントをお伝えします。

筆者自身の経験から、「私がタロットを止めた理由について」も触れています。
タロットを使う中で感じた不自由さや限界、そしてタロットを手放す決断に至った経緯を詳しくお話しします。
その後、私が出会ったライフツリーカードとの出会いと新たな可能性についてもご紹介。タロットやオラクルカードとは異なる自由で柔軟な自己洞察ツールとしての魅力をお伝えします。

この記事を通じて、タロット占いを「意味がない」と感じている方が、新たな視点を得られるきっかけになれば幸いです。ぜひ最後までお読みください。

記事のポイント
1,タロットカードの由来や目的
2,タロット占いとオラクルカードの違い
3,タロット占いの未来が当たる・当たらないの本質的な理由
4,自己洞察を深めるための新たなツール

目次

「タロット占いは意味がない?」タロットカードの由来と目的

タロット占いは意味がない?
タロットカードの由来と目的
タロットカードとオラクルカードとの違い
タロット占いの未来は当たらない?
タロット占いをやらない方がいいケースとは?

タロットカードの由来と、本来の目的

タロットカードは、14~15世紀頃のヨーロッパで、カードゲームとして生まれました。
元々、占いのために作られたものではないので、当初タロットは単なる遊びの道具でした。
占いとしての使用は、16世紀頃にヨーロッパで流行し始めた様です。

その後時を経て、現在は占いや精神的な学びのツールとして広く使われています。
現在、占いで最も使用されている、有名なウェイト版タロットは、1909年にアーサー・エドワード・ウェイト(Arthur Edward Waite)と画家のパメラ・コールマン・スミス(Pamela Colman Smith)によって制作されたものです。
しかし制作にあたっては、占いのための道具としての目的は含まれていませんでした。
ウェイトは、タロットカードに人生の深層的な意味や人間の成長過程、精神的な探求を表現したいと考えていました。ウェイト版のカードは、カバラや西洋占星術の影響を受け、「内面的な成長や啓示を促す道具」として作られています。

私は、タロットは非常に奥が深いカードなので、精神世界や人生の学びとして勉強をするには素晴らしいものだと思います。
ですが、占いで使う場合は注意が必要です。タロットカードが示す結果に振り回されると、自分の本当の感覚や、意志を後回しにしてしまう事になりかねません。
私はこの点を痛感し、タロットを手放す決断をしました。

タロットは、結果を鵜呑みにするものではなく、自己洞察や成長のためのツールです。そう理解して活用することで、真価を引き出せるものです。

タロットカードとオラクルカードとの違い

タロットカードとオラクルカードは、いずれもメッセージを得るツールですが、構造や使用目的に違いがあります。

タロットカードは78枚のカードから成り、一定のルールと象徴が組み込まれています。
大アルカナと小アルカナに分かれており、そのシンボルや配置によってメッセージを読み解く仕組みです。

一方、オラクルカードは、タロットカードと異なり、意味や構造が決まっているわけではなく、デザインやメッセージはカードの制作者によって大きく異なります。
そのため、カードごとに個性があり、カードの種類ごとに違った気づきを得ることができます。

オラクルカードの「オラクル(Oracle)」は、「神託」という意味です。
このカードは、天使や精霊、女神などの高次元の存在からのメッセージを受け取るために使用されます。
カードを通じて、自分の内面にある直感や心の声と繋がることを目的としています。

オラクルカードからのメッセージは、心が前向きになれるような、波動の高いメッセージが多いです。
一枚一枚がアートの様なので、観賞用としても楽しめるのが特徴です。

ただし、オラクルカードもタロット占いと同様に、カードからのメッセージを「絶対的な真実」と捉えたりすると、自分自身の意志や判断を、カードに委ねてしまうリスクがあります。
例えば「高次からのメッセージなのだから信じなければ」という考えに陥いったりします。

私自身、オラクルカードを利用する中で、カードの結果に頼りすぎてしまう場面を何度も目にしました。
タロットカード、オラクルカード、いずれのカードも、自分の感覚を何よりも大切にしながら活用することが重要です。その上で、それぞれの特性を理解したうえで、目的に応じて使い分けるのが良いでしょう。

タロット占いの未来は当たらない?

次に、多くの人が気にかけている「タロットで占う未来は当たるのか、当たらないのか」についてです。

結論からいうと、タロット占いの未来は「当たることもあれば、当たらないこともある」が実情です。

タロットは未来を決定するものではなく、「可能性」を示唆するツールです。
過去に私もタロット占いを何度も受けましたが、気づいたのは「未来は固定されたものではない」ということでした。

タロット占いは、現時点の状況や心理状態をもとに、その時点で最も高い確率で起こりそうな未来を示します。
しかし、その後の行動次第で結果が変わることは十分にあります。
例えば、恋愛で良い結果が出ても努力を怠れば状況は悪化するかもしれませんし、悪い結果が出ても行動次第で未来を好転させることができるケースもたくさんあるでしょう。

タロット占いを未来予測のためだけに使うと、不安に振り回されるだけのツールになってしまいます。
私自身もそのループに陥りましたが、タロットの本質は「自己洞察」です。カードを通じて得られる気づきや、新しい視点こそがタロット占いの醍醐味といわれています。

タロットを取り入れるなら、未来が当たるか当たらないかにこだわるのではなく、タロットを自分を見つめ直すためのツールとして活用することをおすすめします。あくまでも人生のハンドルを握っているのは自分です。

「タロット占いは当たるのか、当たらないのか?」については、こちらの記事にさらに詳しく書いていますので、気になる方は是非ご覧ください。
タロットで「相手の気持ちを知りたい」あなたへ

「タロット占い」をやらない方がいいケースとは?

タロット占いをやらない方がいいケースとして挙げられるのは、心が不安定な状態にあるときです。
こうした状態では、占いの結果に一喜一憂しすぎてしまい、行動が制限されたり、心理的な負担が増してしまう可能性があります。
特に、恋愛や仕事の悩みで感情が高ぶっていると、悪い結果を過剰に恐れて行動を止めてしまう、または良い結果に安心して努力を怠るというケースが多いです。

また、占い結果を絶対視してしまう人は注意が必要です。
「相手の気持ち」や「未来の出来事」を、タロットの結果に依存すると、自分自身の意思や判断力は弱まります。
例えば、「将来が悪い方向に進む」といった占い結果に囚われると、不安が増幅して現実を冷静に見つめられなくなるでしょう。
また、頻繁に占いを繰り返すことも避けるべきです。
占いの結果に振り回される状態が続くと、自己判断力は低下し、最終的に自分で意思決定をすることが難しくなります。
タロット占いは本来、自己洞察のツールとして用いるものですが、こうした状況ではその効果は薄れ、むしろ逆効果とです。
占いを効果的に活用するためには、冷静な心を保ち、結果をあくまで参考として捉えることが大切です。

気持ちが不安定な時は、一旦タロット占いから距離を置き、自分自身と向き合う時間を作りましょう。
タロット占いは依存状態に陥らないように、距離感を保つことがとても大事です。

「タロット占いは意味がない?」~私がタロットを止めた理由~ 

「タロット占いは意味がない?」~私がタロットを止めた理由~
ライフツリーカードとは ~内観と自己対話のツール~

ここで、私がタロットカードやオラクルカードを手放した理由を、詳しくお話します。

タロットカードは、自己洞察を深めるためのツールです。
単なる占いの道具としてではなく、その様に使用して、上手く自己洞察をされている方たちは沢山います。

しかし、私自身はその使い方にも限界を感じ、最終的にタロットカードを手放す決断をしました。
タロットカードが示すメッセージを受け取る際、どうしてもその象徴や解釈に自分の感覚を当てはめようとすることが必要になります。このプロセスが、私にとってはむしろ感覚を狭め、不自由さを感じる事になりました。

たとえば、カードが示す象徴に引っ張られてしまい、直感的に浮かんだ自分の考えを後回しにしてしまうことがありました。
こうした状況では、カードを使って自己洞察を進めるどころか、自分の感覚を信じることが難しくなります。

また、タロットの結果が提示する方向性が、自分にとって納得できない場合でも、それが気になってしまう感覚に陥ることもありました。
その結果、タロットが示した内容は先入観となり、自分の潜在意識に「こうなるべきだ」というような固定観念としてインプットされてしまうのです。
この状態だと、自由な発想や柔軟な選択が制限されてしまい、自分の本来の直感を活かしにくくなります。

私が気づいたのは、タロットを使用することで、本来の自分らしさや自由さが失われてしまうという点です。
このため、私はタロットカードを一切手放し、自分の感覚をとにかく大切にする事に決めました。

そんな中で出会ったのがライフツリーカードです。

ライフツリーカードとは ~内観と自己対話のツール~

ライフツリーカードは、タロットやオラクルカードとは一線を画す特徴があります。
最大の特徴は、カード自体に特定の意味が設定されていないことです。

カードに描かれた自然のアートを通して、自分の感覚や直感を引き出し、その中で自由に解釈を進めることができます。
ライフツリーカードは、結果や解釈を押し付けるものではなく、むしろ使う人の内なる声を尊重し、それを引き出すパートナーのような存在です。
このカードを使うことで、自分の考えや感じたことを深く見つめ直す時間が得られます。
そして、解釈はすべて自分自身に委ねられるため、タロットやオラクルカードで感じていた様な制約はなく、とても自由に物事を考えることができます。

また、ライフツリーカードには他のカードと同様、ガイドブックが付属しています。
ただし、その内容はあくまで参考の一つであり、解釈を限定するものではありません。

私が提供するセッションでは、まず最初に「ガイドブックの解釈に縛られず、ご自身の感覚を優先してください」とお伝えしています。このスタンスが、クライアントの自由な発想と直感を最大限に活かす鍵となります。

タロットやオラクルカードで「自分の感覚をうまく活用できない」と感じた方にも、ライフツリーカードは新しい可能性を提供してくれます。このカードは、あなたの内面に深く働きかけ、成長や気づきを促すパートナーです。

もし、「これまでのカードでは不自由さを感じていた」「もっと自分らしく自己洞察を深めたい」と感じている方がいれば、ぜひライフツリーカードのセッションを体験してみてください。これまでにない自由さと安心感の中で、自分の本来の力を引き出すきっかけをつかめるはずです。

個人セッションの詳細についてはこちら

ライフツリーカードの詳細についてはこちら

「タロット占いは意味がない」と思われる理由と新たな活用法の総括

この記事のポイントをまとめます。

タロットカードは遊びの道具として生まれ占いが目的ではない
占い結果に依存すると自己判断力を弱めるリスクがある
タロット占いは未来の可能性を示すもので固定された運命ではない
心が不安定なときに占うと結果に振り回される危険がある
タロットカードは象徴的なメッセージを通じて自己洞察を深めるツールである
オラクルカードは柔軟な解釈が可能だが依存には注意が必要
自分の感覚や直感を優先することでカードの本質を引き出せる
タロットが不自由に感じる場合はライフツリーカードが新たな選択肢となる

参考 タロットで「相手の気持ちを知りたい」あなたへ


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