こんにちは!あゆこです^^
現在では、さまざまな種類のカードが、自己探求や占いのツールとして利用されていますよね。
中でも、タロットカードやオラクルカードは多くの人に親しまれています。
これらのカードは、未来を占ったり、人生の方向性を探るために使われますが、その使用方法や扱う人の心構えによって、クライアントの感覚や成長を妨げることがあります。
私自身、かつてはタロットカードやオラクルカードを使って人を占った経験もありますが、
それらのカードが自身にとって必要ない事を実感し、数年前に全て手放しました。
現在は、ライフツリーカード(LTC)を使って個人セッションを行っています。
LTCは占いではなく、クライアントが自分自身と向き合い、自身の内なる声を聞く事をサポートをするツールです。
セッションでは、ご自身の感覚や直感を信じることを何よりも大切にして頂いています。
今回は、私自身の経験をもとに、タロットカード、オラクルカード、そしてライフツリーカードの違いについて、自己成長の観点から綴ってみようと思います。
それぞれのカードの特徴と、私がどのような理由でタロットやオラクルカードを手放す事になったのかをお伝えする事で、今のあなたにとって、「どのように自分自身と向き合うべきか」「何を大切にしていくのか」を考えるきっかけになれば幸いです。
「タロット占いは意味がない?」タロットカードの由来と目的
タロットカードは、14~15世紀頃のヨーロッパで、カードゲームとして生まれました。
元々、占いのために作られたものではないので、当初タロットは単なる遊びの道具でした。
占いとしての使用は、16世紀頃にヨーロッパで流行し始めた様です。
その後時を経て、現在は占いや精神的な学びのツールとして広く使われています。
現在、占いで最も使用されている、有名なウェイト版タロットは、1909年にアーサー・エドワード・ウェイト(Arthur Edward Waite)と画家のパメラ・コールマン・スミス(Pamela Colman Smith)によって制作されたものです。
しかし制作にあたっては、占いのための道具としての目的は含まれていませんでした。
ウェイトは、タロットカードに人生の深層的な意味や人間の成長過程、精神的な探求を表現したいと考えていました。ウェイト版のカードは、カバラや西洋占星術の影響を受け、「内面的な成長や啓示を促す道具」として作られています。
私は、タロットは非常に奥が深いカードなので、精神世界や人生の学びとして勉強をするには素晴らしいものだと思います。
ですが、占いで使う場合は注意が必要です。タロットカードが示す結果に振り回されると、自分の本当の感覚や、意志を後回しにしてしまう事になりかねません。
私はこの点を痛感し、タロットを手放す決断をしました。
ちなみに、そもそも「タロット占いは当たるのか、当たらないのか?」については、
こちらの記事に詳しく書いていますので、気になる方は是非ご覧ください。
タロットで「相手の気持ちを知りたい」あなたへ
「タロット占いは意味がない?」オラクルカードとの違いとは?
オラクルカードとは
オラクルカードの「オラクル(Oracle)」は、「神託」という意味です。
このカードは、天使や精霊、女神などの高次元の存在からのメッセージを受け取るために使用されます。
カードを通じて、自分の内面にある直感や心の声と繋がることを目的としています。
オラクルカードは、タロットカードと異なり、意味や構造が決まっているわけではなく、デザインやメッセージはカードの制作者によって大きく異なります。
そのため、カードごとに個性があり、カードの種類ごとに違った気づきを得ることができます。
オラクルカードからのメッセージ
オラクルカードからのメッセージは、心が前向きになれるような、波動の高いメッセージが多いです。
一枚一枚がアートの様なので、観賞用としても楽しめるのが特徴です。
ただし、オラクルカードもタロット占いと同様に、カードからのメッセージを「絶対的な真実」と捉えたりすると、自分自身の意志や判断を、カードに委ねてしまうリスクがあります。
例えば「高次からのメッセージなのだから信じなければ」という考えに陥ります。
せっかくの自分のエネルギーをカードに明け渡してしまう場面は、人の占いを観察していても、私自身、何度も目にしてきました。
「タロット占いは意味がない?」~私がタロットを止めた理由~
ここで、私がタロットカードやオラクルカードを手放した理由を、詳しくお話します。
タロットやオラクルカードは強力なメッセージを提供してくれますが、これらのカードを使う事は、本来持っている自分の感覚や、感じる力に蓋をしてしまうことになると思っています。(私の場合はそうでした)
カードが示す内容を信じることは、自分自身ではなく、カードを主体としている事に他なりません。
ゲーム感覚で気軽に使い、軽く受け流せる人ならいいかもしれませんが、真面目に受け止めると痛い目に合うでしょう。
そして、きちんと自分と向き合いたい場合、カードのメッセージに判断を委ねることは、自己成長の妨げになります。
最終的に私は、本来の自分の感覚を信じて、磨いていくためには、タロットやオラクルカードは必要ないという結論に至り、手放しました。
この経験があるので、私は「ライフツリーカード」に大きな魅力を感じ、現在はこれを使ったセッションを提供しています。ライフツリーカードは、自分の感覚を呼び起こし、信じることをサポートしてくれるものです。
ライフツリーカードとは ~内観と自己対話のツール~
ライフツリーカード(LTC)は、タロットやオラクルカードとは一線を画す特徴があります。
最大の特徴は、カード自体に特定の意味がない事です。
カードに描かれた自然のアートを通して、自分の中の感覚や直感を引き出すことができ、解釈や気づきは自分自身の感覚に委ねられます。
ライフツリーカードは、自分の感覚を信じて進んでいくための、力強いパートナーの様な存在です。
カードを使うことで、自分自身の内なる声をより広く、深く聞くことができ、成長に繋がる気づきを得ることができます。
ちなみに、LTCカードにも他の種類のカードと同じ様に、ガイドブックがあります。
しかし、その内容はあくまで一つの見方にすぎません。
セッションでは、まず最初に『ガイドブックよりもご自身の感覚を優先してほしい』とお伝えし、クライアントが自分自身の感覚や直感を信じて進んでいけるようにサポートしています。
気になった方は、ぜひ一度体験してみてください
個人セッションについて詳しくはこちらから
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